栄養療法をやっているうちに、糖質の量とかサプリの量とか、違うことを言っている人が沢山いて、混乱していくケースがあります。
一体何が正しいのでしょう?
どの人が言ってることも正しい
例えば糖質の摂取量や、サプリの摂取量、それぞれの人が言っていることはその人にとっては正しかったりします。
なぜなら、それぞれ体質の差や、その時点での栄養状態、年齢、私生活が全く違うからです。
何よりも栄養に関しては男女差も大きいです。
基本的には同じなのですが、栄養療法を実践する方法論がちょっと変わってくるんですよね。
同じ人間でも栄養状態により変わってくる
例えば私も1年目の夏は食欲がなくなり、肉が食べられませんでした。
プロテインを飲むのも大変。
今年は栄養療法をはじめて3年目の夏を迎えていますが、多少食欲が落ちてはいるものの、肉も食べられるしプロテインの飲めます。
サプリを拒否!という日もほとんどありません。
〇〇が悪いというより、その時の自分が受け入れられないものもあります。
時間が解決することも多いです。
疾患事に弱点が違う
実際栄養療法をしている人の話を聞いたり、Twitterでの発言を見ても、自分と違う疾患の人の話は、自分にはわからないことも多いです。
あ、そうなんだ。と、聞かないとわからないです。
そしていつも違うなぁと思います。
違う疾患の人の意見を否定するのは無意味ですね。
ただの言いがかりです。
いわゆる指導している人の話でも、喘息やアレルギーの話は、「それは違うなー」と思うことも多いです。
当事者じゃないとわからないことってあるんですよね。
私の場合、完全なるアレルギー体質なので、ちょっとビタミンDが不足したり、Aが不足したりするとくしゃみが出たり鼻づまりになり、それがなんらかの不調のサインです。
ビタミンAやDが不足しやすいんですよね。
誰もが必要なビタミンですが、必要量も他の人より多いのです。
弱点が違う人たちで、あれが正しいこれが正しいと言い合ってもどっちも正しいのです。
疾患がある人は、似た弱点を持った人を参考にするのが一番です。
病気を発症している人はミトコンドリアに欠点がある
病気を発症している人は、ミトコンドリアの出力に欠点があります。
ミトコンドリアの出力がいい人は、ちょっと食事を変えたらすぐ元気になりますし、大きな病気になっていることが少ないのです。
詳しくは、三石巌先生の「脳細胞は甦る」に記載があります。
元々健康でちょっとダイエットでとか、健康のために予防でとか、美容にいいと聞いてとか、筋トレのために栄養気を付けています、サプリ飲んでいますという人とは全く違います。
栄養状態が悪いほど、ちょっとしたことで不調になります。
疾患がある人こそ、食事をまずは整えるという基本を押さえるのも大事です。
栄養状態が悪い人ほど、〇〇のサプリを飲んで解決!とはいかないのです。
サプリメントを飲むことが目的ではなく、基本の食事をしっかりとって、ミトコンドリアを元気にすることを考えましょう。
ベースは分子栄養学
色々迷う人は分子栄養学の本を読みましょう。
三石巌先生の本です。
科学的に正しい理論は、いつになっても色あせません。
分子栄養学は個体差の栄養学でもあります。
じゃあ、個体差って何なの?と自分で落とし込めると、他の人の意見も上手に取捨選択できるようになります。
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