世の中にはいろんな人がいる
人間は人それぞれ。
と言えば簡単ですが、それほど人間って綺麗な生き物ではないと思っています。
世の中には想像もできないくらい邪悪な人も存在しています。
そういう人ほど、「いい人の仮面」をかぶりたがるので、厄介です。
そしてその邪悪さは、犯罪を犯すというわかりやすいものではありません。
逆に人気者で非常に魅力的だったり社会的地位が高かったりします。
他人を支配し、嘘をつき、周囲の良心のある人たちがじわじわと蝕まれていきます。
アメリカの臨床で導かれた本人に問題がないケース
この邪悪な人の存在は、臨床の現場でその存在がわかってきました。
問題を抱え、カウンセリングに通う人。
でもよくよく聞いていると問題なのは本人ではなく、その周囲の人なのでは?というケースが、非常に多いようです。
そして、その患者さんの不調の原因となっている人は、全く反省もしない、治療不可とされている人たちなんです。
私自身、邪悪な人が身近にいたことがありますが、ほんと具合悪くなります。
自分が悪いんじゃないか?なぜ皆は気づかないのか?一見いい人そうにふるまうので自分が悪いのかな?と思うのですが、じわじわと心をむしばまれるんです。
過去の経験と、本でそのような人たちの存在を知ったことから、無理に誰とでも仲良くしたり、いい顔をしていい人ぶるのはすっかりやめました。
それほど人付き合いを重視しなくなったのもこの気づきがあったからですね。
スピリチュアルが苦手なのはこの点
Twitter見てる人はわかるでしょうが、私スピリチュアルに批判的です。
個人で楽しくやる分にはいいんですよ。プラスになるなら否定しませんし、そこは個人のことですから。
でもね。
スピってる人たちって、強制しませんか?
「問題はあなたの中にある」
いやいやいやいや、そんなことないケース沢山あるんですよ。
なぜ他人の罪悪感を煽る?
勿論本人が物事の見方を変えることで、変わることもあります。
でも、そんなの他人に強制されることじゃないですよね?
本人の問題じゃないケースって沢山ありますし。
私自身は嫌いな人がいいてもいいし、苦手な人とは距離を置くべきだと思っています。
でも、「相手は自分の合わせ鏡、嫌いな人の嫌いなところはあなたの中にある」とか。
いやいやいやいや(;^ω^)
そもそも、気の合う人なんて少数ですよ?
この辺は人によると思いますが、私はごくごく少数です。
実際、善人ほど良心があるのでこのような言葉に罪悪感を感じてしまいます。
感情に過度にふたをするのはいいとは思えませんし、「なんかあの人苦手」っていうのは、ある意味人間の本能的な直感で、自己防衛のために備わっているものです。
世の中そんなに知ってるのか?
戦地に生まれた子は、自分が悪いのか?
正直色々疑問なんですよ。
人生自分でコントロールできることとできないことがあります。
自分がコントロールできることにフォーカスするという意味であればいいと思うんです。
私自身そうしています。
しかしながら、自分をよく見せたいだけの綺麗事は他人を追い詰めることが多いです。
繰り返しですが、本人がやる分にはいいんですよ。
それですっきりして元気になるなら何よりです。
他人にその軸を押し付ける人には気を付けたほうがいいという話です。
問題は、罪悪感を煽られるからです。
良心のある人ほど、罪悪感を感じ、自分が悪いのかと思って悩んでしまいます。
人間の悪の部分を知るための本
わかりやすい悪ではなく、一見いい人に見える人が非常に多いということは事実としてあります。
この辺の分野で有名な3冊を紹介しておきますね(*’ω’*)
良心をもたない人たち (草思社文庫) [ マーサ・スタウト ]
他人を支配したがる人たち 身近にいる「マニピュレーター」の脅威 (草思社文庫) [ ジョージ・K.サイモン ]
平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学 (草思社文庫) [ M.スコット・ペック ]
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